第二東京弁護士会の口コミや評判

 最終更新日:2023/01/25

第二東京弁護士会の画像

第二東京弁護士会
住所:〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3弁護士会館9F
TEL:03-3581-2255
受付時間:9:30~16:30
定休日:土日祝

第二東京弁護士会は、都内に3つある弁護士会のひとつで、市民に寄り添い、若手の育成にも力を入れている組織です。近年の司法試験合格者の増加により若手やインハウスが増え、組織の中にも新しい風が吹くようになりました。これらをうまく活用したアットホームな事務所であり、若手の積極的なOJTも特徴です。

若手の意見を尊重したアットホームな事務所

第二東京弁護士会は、若い会員が増えつつある事務所です。市民に寄り添うことを役割に持つのですが、若手の育成も役割のひとつとして担っています。弁護士会として成長していくために若手の意見を尊重したアットホームな場所でもあります。

若手の育成を役割に持つ

第二東京弁護士会は、東京弁護士会の中でいちばん歴史の浅い弁護士会です。そのため、成長することに貪欲で、活気づいている場所でもあります。中でも、若手の育成は力を入れている事業のひとつです。

他事務所に所属する先輩弁護士からマンツーマンでの指導を受け、OJTを行い経験値に加算できるようにします。当弁護士制度で刑事弁護や民事介入などの件数もこなし、さまざまな実例をもとに弁護を学ぶことがポイントです。

このように、積極的に若手との関わりを持ち、指導し育成することで、若手育成の役割を果たしています。

市民に寄り添うためにある

弁護士会という組織は、市民に寄り添うためにあります。事件や事故などで今すぐ弁護士が必要になったとき、自分だけでは手配ができません。

このようなときに、警察などから要請を受けて関わるのが弁護士会の役割です。この制度は当弁護士制度といい、事件を起こした本人や家族の意向で接見を行います。突然の事態にも対応する弁護士として市民に寄り添います。

若手会員数の増加

近年の若手会員数は増加しています。2006年に司法試験の制度が新しくなり、新司法試験制度が導入されました。これにより、合格率が増加し、若い世代の弁護士人口が増えたことが理由だと考えられます。

若手会員数が増加したことによって、弁護士会にも新しい文化が流れてくるようになりました。若い世代の考えも尊重し、今の時代に合った弁護をしていくためにも、若手の意見を尊重して取り入れることは必要です。若手会員数の増加によって新しい風が吹きアットホームな場所になりました。

会員向けのサポートが充実

第二東京弁護士会は会員向けのサポートも充実しています。代表的な例は、申請書類のテンプレートや研究への申込みです。会員が手間をかけることなく業務にとりかかれるように利便性をもたせたサポートとなっています。研修も簡単に申し込めて知識の吸収ができます。

申請に必要な書類テンプレート

弁護士会の会員であれば、申請に必要な書類がダウンロードできます。弁護士の業務の中でとくに多いのが書類の作成です。裁判やそれにかかる申請書類、企業との契約に関する書類など作成する書類は数多くあります。

これらの中で、書式が決まっているものは、ダウンロードして追記事項を追加していくことで作業時間の短縮を期待します。書式が決まっているものを各サイトに探しに行く手間も省けるので、活用する場面が多数あることでしょう。

このように、書類のテンプレートをまとめて使えるようにしておくことで、作業効率をあげられるのです。

研修の申込みが簡単

弁護士としてのブラッシュアップを図るために研修に参加することがあります。どの職種でも社内研修や社外研修がありますが、申込みが複雑なものは避けたいところです。第二東京弁護士会の会員であれば、研修の申込みが簡単にできます。

一部はワンクリックで申し込みが完了。書類やメールでのやり取りがなく、申し込んだ後は当日研修を受けるだけです。向上心のある会員のサポートになります。

インハウス会員が多い

第二東京弁護士会に所属する会員は、インハウスであることが多いです。インハウスとは、企業内弁護士を指します。法律事務所で働く弁護士とは違うのですが、近年インハウスが増えつつあります。

組織の中で働くインハウス

インハウスとは、企業の中で働く、企業内弁護士のことを指します。企業法務とは業務内容が違い、企業内で行う業務が法に触れるものではないか、契約書が適切な文言で書かれているか、などの確認です。所属は法務部で、企業法務のように委託されているわけではないので、扱いも社員と同じになります。

インハウスになると、法律事務所のように事件を担当することはなくなり、ほかの企業法務なども案件を受け持つことができません。そのため再度法律事務所へ戻ることが難しいとされています。

しかし、会社員のため、ワークライフバランスは整えやすく、女性にとっては働きやすい環境ともいえるでしょう。

インハウスが増えた背景

インハウスが増えてきたのには、弁護士人口が増えたという背景があります。弁護士人口が増えても、法律事務所が雇用しなければ弁護士としての経験を積む機会が圧倒的に減ります。

事務所に所属しなかった人、できなかった人が企業へ就職し、インハウスとして働いているために、インハウス需要が高まっているように見えています。

まとめ

第二東京弁護士会は、都内に3つある弁護士会のひとつで、設立された年数が若い弁護士会です。市民に寄り添うことや若手の育成を役割として持っており、他事務所の先輩弁護士からマンツーマンで指導を受けながら勉強できるのが特徴でした。OJTも盛んで、当弁護士制度を活用し若手が多くのケースを担当できる配慮をしています。

また、会員サポートも充実しており、テンプレートの配信や研修を気軽に受けられる工夫もされていました。弁護士人口の増加によってインハウスも増えたため、ワークライフバランスを考えながら働く会員もこれから増えていくことが予想されます。

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